2019 春 子どもとビヨウ開催しました
今回は東中野potamu、吉祥寺acvooでの同時開催でした。
元々はacviiさん考案のこちらのイベント。これで11回目の開催です。
potamuでは、9名のお子様にご参加いただき、いつも通りのてんやわんや。
事前の準備の一つ、Tシャツ作り。
必ず汚しますし、記念になるかと用意しています。
一部、喜んで着たまま帰られるお子様がいたり、後日来ている写真等を見せていただけたりしたところから、
今回から手描きではなく、アイロン転写紙を用いて、多少洗濯に耐えられるようにしてみました。
やってもらうことのチェックシートです。
こちらで見通しを立ててもらいながら、マンツーマンでアシストする美容師側とコミュニケーションが自然にとれるように用意しています。
ヘアスタイルを選んでもらいます。
ぎりぎりまで隠し、せーの!で瞬発的に選んでもらうことで、忖度や周りとの兼ね合いによるヘアスタイルの偏りを解消しています。
お子様らしく、直感を活かして楽しんでほしい、そう思っています。
今回は本当に小さなお子様のご参加もいただけました。
全てが難しかったと思います。
でもちゃんとカラーのチューブに穴をあけ、しぼり、調合することが出来ました。
カット組、カラー組に分かれます。最終的には両方やっていただくのですが、効率よくフロアを回すために順番を入れ替えることは、実際の美容院でもしていることです。
とても真剣です。毎回思うのは、この目を自分もまだ持てているだろうか、自問自答の機会を与えてもらっています。
ヘアカラーも本当に難しい。大人でも最後まで集中できるかどうかの内容だと思うのですが、不思議と出来てしまいます。
このマネキンは、potamuでは事前にブリーチ処理を施しています。
黒髪のままでもいいのですが、脱色処理をしておくことで、わかりやすい発色の仕上がりを提供できます。
髪の状態は多少悪くなるので、悩みながらも今はそうしています。
当然シャンプーもしてもらいます。
以前にいただいた声でうれしかったのは、自分のシャンプーをいやがっていたお子様が、これを経験したことによって、毎日普通に洗えるようになったそうです。
きっと客観視できたのでしょうね。興味深いお話であり、励みになるお話しでした。
続いてメイクに入ります。
ここも事前に楽しみにしてくれているお子様が多い様子。
他者へのつけまつげの装着は、実際に大人でも難しいもの。
美容師全員がメイクを習得しているわけではないので、緊張感が走るいい時間です笑
そしてスタイリング。
乾かしてスタイリング剤をつけるだけでもかわいいですし、アイロンで仕上げてもOK。
今回は編み込みを真剣なまなざしで学ぼうとしている場面もありました。
募集は小学生くらいから高校生までとなっていますが、今回は全員小学生以下だったため、基本内容で終わりました。
中高生や器用な子には少し難しいことを用意します。
ましてや美容学校入りを決めている高校生には、凹むくらい難しいことをご提供したくなりますが、きっとそれが楽しくなると思います。
いかがでしょうか。
毎回概ねご好評いただけているこのイベントのテーマは「美容師が子どもたちの為にできること」。
少しずつ全国の美容室に広めていきたいと考えており、実際に問い合わせも増えてきています。
こういった職業体験から、将来社会人になることを楽しみにしてくれるようなお子さまを増やせたらいいなと取り組んでまいりました。
可能な限り継続していきたいと思いますので、枠は少ないですが参加に興味のある方、開催に興味のある美容師さんはぜひお問い合わせくださいませ。
きっと良い思い出と経験になりますので。
お問い合わせはこちらからどうぞ。お待ちしております。
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