子どもとビヨウ15 2025.4.1 開催しました 〜美容師体験ワークショップ〜
少し遅くなりましたが、子どもとビヨウ、今春も無事に開催する事が出来ました。
カット、カラー、シャンプー、メイク、スタイリングと、いつも通りの盛り盛り企画に
細かいところはブラッシュアップ。
今回も参加者全員が3時間もの長丁場を最後までやり遂げてくれました。
今回は小学校低学年から中学校2年生まで。
美容師がマンツーマンで寄り添うことで、参加者それぞれの年齢や理解度に合わせて難度を微調整しています。その結果、それなりに手こずる事が提供できており、だからこそ深い学びや新たな気づきに出会えるチャンスになっていると考えています。
人生の中でかなりの時間を要するお仕事。実際甘くなく、厳しい場面もてんこ盛り。
でも個人的には、仕事を特別扱いして捉えないほうが良い側面もあるよなぁ、なんて。
「上手にできるようになってきた!」
「出来ることがどんどん増えてきた!」
そのあたりは遊びやスポーツと何も変わらなく、成長とやり甲斐を感じられる素晴らしい時間のはず。
お金という対価を頂戴する以上、それに伴い責任は負うのが仕事ですが、そんなことは追々どこかで学んでいただいて、
このイベントでは働く未来の自分を明るく想像してほしいなと願い、美容師という立場から出来ることとして継続しています。
とはいえ内容の特性上、相変わらずそんなにたくさんの参加希望を叶えることは出来ず、今回も相当数のお断りが発生してしまいました。
継続することでしか今のところ解決策は無いので、静かに続けていく所存です。ご容赦くださいませ。
さて、つらつらと思いを綴ってしまいましたが、当日の様子です。
今回も余裕がなんとか取れたので、イベント用Tシャツを作成しました。汚れやすいイベントですし、イベント感も出ますし。
ハサミはプロ用の物を使います。
本物の道具で、いつもとは違う切れ味のものを使用するからこそ、深い集中と真剣味が増すと考えています。
※本当に幼い子には軍手なども使用します
次いでヘアカラー。
調合も自身で行ってもらいます。
当然プロ用。
ウィッグ(マネキン)は事前に金髪に染めています。
仕上がりの発色が豊かになるように、ブリーチを済ませておくことでそれが叶います。
ちなみにこのカラー塗布、大人でも結構手こずると思いますが、しっかりやっていただきます。
次いでシャンプー。
マネキンにシャンプーをするのですが、導かずともお顔を水で濡らさぬよう、全員が察しているのが興味深いです。
以前の話ですが、このイベントを機に、自身のシャンプーも嫌がらず率先して取り組むようになったとか。
おそらく客観的な見通しがたった事によるものだと感心しました。
そしてスタイリング。
高温のアイロンを用います。
女子はいずれ使用する可能性が高いアイテム。
どう扱えば良いか、しっかり学ぶ場があるのは良いことかと思います。
そしてメイク。
眉毛を張り切って描く参加者もおられ、興味の高さを伺いしれます。
仕上がり。
見せられなくて残念なほどの満足顔。
イベント冒頭に必ず話すことですが、元は同じ顔のマネキンが、メイクやヘアデザインにより大きく変わる様を注目してほしい旨を伝えます。
「髪はなんのためにあるでしょうか?」
現代において、それはからだを守るためだけに生えているわけではありません。じゃあなんだろう??
今回はそんな質問をして臨みました。各々で考えてくれたと思います。
次回は夏休み、このときはヘアアレンジ教室です。
お楽しみに。
0コメント